蛍光灯からLEDに変える際の電気工事はした方が良い?工事不要のLEDではダメ?

LEDは電力の消費量を抑えるのに有効な手段の1つですが、場合によっては電気工事を要し専門の業者に依頼する必要があります。今回は白熱電球や蛍光灯からLEDに変更するメリットやどのような時に電気工事が必要なのかについて詳しく紹介します。

目次

1.LEDを使用するメリット

LEDを使用するメリット
LEDとは発光ダイオードという半導体を利用している使用した照明器具で、多くのメリットがありそのうちのいくつかを紹介します。

①省エネルギーな照明
一般的に省エネと言われているLEDですが、消費電力量は白熱電球に比べて25%程度しか使用せず電気代を安くすることが可能です。またLEDが発している光は全てが可視光線なので、少ない電力量で明るく照らすことができます。

②寿命が長い
一度交換すると長い間交換する必要がなくなるので費用対効果がとても良いです。LEDの平均寿命は約40000時間と言われていて毎日10時間使用しても10年以上取り替える必要がなく、最も寿命が短い白熱電球(平均寿命は約1000時間)と比較すると40倍以上も違います

原理上LEDには白熱電球のようなフィラメントがないので球切れはしないですが、発光しているダイオード部分ではなく基盤のコンデンサや配線のハンダの損傷が原因で点灯しなくなり交換が必要になります。

③点灯速度が速い
半導体素子の1種であるLEDは電気に対して応答性が良く蛍光灯などについているインバータの力を使わずに発光することができるので、スイッチを入れると同時に点灯します。

④不可視光線である赤外線や紫外線がほとんど含まれていない
LEDは赤外線がほとんど含まれていないので照射部分が熱くなく、熱の問題で設置できないような冷蔵庫の冷蔵室などにも使用可能です。

また紫外線がほとんどないのでLED照明を利用すれば虫が寄ってくる心配も減り、屋外でよく見る照明に張り付いている虫の死骸の掃除もほとんどする必要がなくなります。その他にも紫外線に弱い美術品や書物の劣化を防ぐことができるので、大型の倉庫などの使用にも最適です。

⑤耐衝撃性や耐低温性に優れている
白熱電球や蛍光灯は熱を発生するので外部に熱に強いガラスを使用していますが、LEDは熱をあまり放出しないので外周部はシリコン樹脂などで覆われていてダイオード自体も衝撃に強く、地震や不注意で落下した場合でも破損しにくく怪我のリスクを減らしてくれます。また高熱には弱いですが寒さには強く氷点下でも発光効率を下げることなく使用でき、北海道や東北などの寒冷地などにはもってこいです。

2.蛍光灯からLEDに変更する際工事は必要?工事業者の選び方は?

蛍光灯からLEDに変更する際工事は必要?工事業者の選び方は?
LEDに交換する時に電気工事が必要な場合と不要な場合があり、グロースタータ式やラピッドスタート式などの安定器を使用して発光を行なっている場合は簡単な工事が必要です。

またLED蛍光灯の中には工事不要と書かれたものも売ってありますが、使用する家庭や会社によって安定器の種類が異なり素人に判別するのは難しいので交換する際は必ず専門業者に相談する事をお勧めします。

また工事が必要だとわかった場合は実績がある業者を選ぶと良く、信頼度の高い業者は実績をホームページなどで公表していることが多いです。なるべく大企業が発注している企業や大型商業施設の工事などを行なった業者がおすすめです。

その他にも実際にサンプルを公表している業者もあり、直接見に行くとカタログよりもイメージがしやすく業者選びを失敗する可能性を減らすことができます。

3.電気工事不要タイプを使用する際の注意点

電気工事不要タイプを使用する際の注意点
安定器を取り外さず電気工事不要タイプは工事の料金を節約できやすく済むと思われがちですが、工事が不要な分LEDを利用する際は以下のことに注意が必要です。

・電気工事を行ったLEDより消費電力が多い
工事不要のLEDは既存の安定器を使用しているので余計に電力を消費し、変えた効果が薄れてしまいます。

・選び方が難しい
安定器の種類によって設置できる可能なLED選ばなければならず、安定器にあった商品を選ばないと点灯しなかったりショートして発火する恐れがあります。家電量販店などで商品を選ぶ際は、事前に安定器の写真などを携帯のカメラで撮っておき店員に安定器の画像を見せて一緒に選ぶと間違った商品を購入する心配は無くなります。

・LEDよりも安定器が先に壊れる可能性も
LED自体の寿命はかなり長いですが安定器を長い間交換していない場合は、先に壊れて正常に発光してくれなくなるので安定器のことも考慮しておく必要です。安定器が壊れてしまった場合、新しいものに取り替えるかバイパス工事を行う必要があり結果的に電気工事をした方が安くなる場合があります。

4.まとめ

白熱電球や蛍光灯などをLEDに変える場合は電気工事不要のものもありますが、選ぶのが難しかったり安定器が先に壊れて工事するよりも余計にお金がかかる場合もあります。

実績のある信頼できる業者に依頼すればこのようなリスクをなくすことができLEDのメリットを最大限に発揮してくれるので、LEDに変える場合は電気工事をする方が無難です。


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